西村 充希子さま

私は専門学校で、営業と講師と学院全体のマネージャーをしています。勤務先は、従業員あわせて30名にも満たない、いわゆる地方の弱小語学スクールです。そこの仕事に携わって7年がすぎ、時給730円のパートの主婦が、とりあえず私の上は、経営者しかいないという地位まであがりました。

私が春夏秋冬にであったのは、4人目の子供を妊娠しているときに、主人から家を追い出されて路頭に迷っているときでした。そのときはまだ、私は主婦のパートで月給は5万円くらいの時です。本当に毎日高いビルを眺めては、あそこから飛び降りようか、それともこっちのビルにしようかと考えるばかりでした。おなかの子はどんどん大きくなっていくし、行くところはないし、上の3人の子供たちとも会えないし、(書いていてすごい日々だったと改めてびっくりしています)本当に辛い日々でした。

そんなときに、友人からいきなり、春夏秋冬の本を見せられて、「あのね、あなたは今ね、春の3年目なのよ。もうあなたの時代がきているから。早くそれに気がつきなさい」と言われたのです。それで、その春夏秋冬に照らし合わせると、秋の2年目にこの仕事に縁があり、秋の3年目に資格を取得して、この一番ひどい春3年目は、実は振り返ると勤務している学校の経営を立て直すほどの売り上げを一人で稼いでいました。当時のことを経営者は、金庫から一万円札が溢れていた。と言います。

それから、私の個人的なストーリーは抜きにして、色々なことがありましたが、おなかの子供も、今では元気な3歳児になり、女手一つでも子供を旅行に連れて行ったり、人並みにお稽古ごとをさせてあげることもできるくらいになりました。もちろん先ほど述べたように収入も上がりました。これもひとえに、自分の今の場所がわかり、次のことを少し見せてもらえるような春夏秋冬に出会えたからです。本当に私たちの人生は地図なしで生きていくのはとても怖いのだと自覚するべきだと思います。今の自分の場所と次に進む世界を知っておくのは本当にありがたいです。春夏秋冬を知らないのは光を持たずに暗い森の中を彷徨うようなものです。

私は自分の人生を振り返っても、仕事柄多くの事例をみてきても、これで大丈夫、一生これで変わらないということはないと知りました。それであれば、どのような事態がおきても、自分の力を信じられる自分でいられるようでありたいと思っています。この春夏秋冬は「あなたは大丈夫。ちゃんとこの壁をこえられますよ。今は壁と思っているこのトラブルさえ時期がくれば軽々こえてます。その力がありますよ」と常に声をかけてくれる存在です。あの時に自分が春の3年目で今まさにブレイクしているときだと知らなければじぶんに絶望しているだけでした。辛いと幸いという字は似ています。本当に少しの違いが自分を幸せだと気づかせてくれました。ありがとうございます。

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【運営より】
大変な日々を過ごされたのですね。
よく乗り切られたなと感じました。
春夏秋冬の活用と後押しが、とても伝わってくるお話です。
感銘を受けました。

西村さんの実例を読んで、「辛い」ときを、春夏秋冬の活用で、「幸い」に変える方が増えていくといいなと思います。
ありがとうございます。