可愛がっていた猫が亡くなってしまったらとても悲しいですよね。
中には突然お別れをして、気持ちの整理がつかず辛い思いをしている人もいます。
ここでは亡くなった猫の気持ちについて詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
亡き猫の心の在り処…その魂はどこへ向かったのか?
人は死後、霊界に行くと言われますが、亡くなった猫の魂の行先は2つあると言われています。
一つは、実体がなくなり魂となった猫は動物だけが集まる動物界に行くという説。猫の魂は人とは違い成長途中のため、人の魂が集まる霊界にはいけないという説。
もう一つは虹の橋です。霊界の手前にある虹の橋の前で飼い主が来るのを待っていて、飼い主が亡くなって魂となり霊界へ行くときに一緒に渡るために飼い主さんを待っているという説もあります。
亡き猫の魂は「輪廻転生」の中へ
輪廻転生とは、人が生死を繰り返し新しい命に生まれ変わることを言います。猫も人間と同じく、輪廻転生を繰り返すと言われています。
飼い主さんが「また会いたい」と思うのと一緒で、生まれ変わって飼い主さんにまた会うために猫は何度も転生を繰り返します。
転生には通常2~3年と数年かかる、早ければ2年で生まれ変わり現世に戻ってくるという説も支持されていたりします。また現世に未練がある猫は転生が早まり、何回か転生を繰り返した後に、再び元の飼い主さんのところにたどり着くという説もあるようです。
亡き猫の魂は「愛する者のそば」の近くに
猫が死んだあと、自分が死んだことがすぐわからない猫もいます。そのため大好きな飼い主さんの近くにずっといて、生きていた頃と変わらずいつものように行動します。
それはまだ、飼い主さんと一緒にいたいという未練が強いからなのかもしれませんが、ずっと鳴いて話しかけたり一緒に遊ぼうと誘いかけたりします。
一定期間を飼い主さんの側で過ごした後、自分がもうこの世にいないのだとわかると楽しかった思い出と共に動物界に向かうそうです。
亡き猫が私たちに伝えたい気持ち
生きていた頃、飼い主さんからたくさんの愛情を受け取った猫はちゃんとその愛情を感じ取っています。
亡くなった後もそれは変わらず、飼い主さんに愛情を向けています。
ここでは亡くなった猫の気持ちについて紹介していきます。
ありがとう、心から感謝している
亡くなった猫は飼い主さんに感謝しています。猫はこれまで大切にしてくれていたことやたくさんの幸せな時間を過ごさせてくれたことに対して、「ありがとう」という気持ちを持っています。
愛情を込めて接してくれた飼い主さんの気持ちや優しさは、しっかり伝わっていて猫の死後も、飼い主さんにとても感謝しています。楽しくて幸せだった時の思い出を忘れず天国へ行くことでしょう。
もっと一緒に時を過ごしたかった
楽しかった思い出が忘れられない猫は、亡くなった後も飼い主さんともっと一緒に過ごしたかったと思う猫もいます。
一時離れて寂しくても、飼い主さんの近くにいると安心するため、魂になっても飼い主さんの近くにいて、その場所に留まろうとします。
体の上に猫が乗っている感覚がする時は、飼い主さんのもとに戻ってきた猫の魂が乗っている時かもしれません。
涙よりも笑顔で前を向いて生きてほしい
猫は自分がいなくなっても早く元気になってほしいと思っています。家族のように接していた猫が亡くなったらとても悲しいですよね。食事も手につかず、精神的に病んでしまう人もいます。
飼い主さんが自分のために落ち込んでいたり悲しんでいたりする姿を見ると、猫も悲しくなり心配します。早く元気になってほしいと亡くなった猫も、飼い主さんの側で思っていることでしょう。
永遠に心の中に刻まれている
姿や形は見えない状態でも、猫はあなたのことを見守るためあなたの側にずっといます。一緒に過ごした思い出をずっと忘れることなく飼い主さんの側にいるでしょう。
大好きな飼い主さんが危ない事故やトラブルに巻き込まれないように、平和に暮らせるように静かに見守っています。生きていた頃たくさん愛情向けてくれたように、今度は猫が愛情を返そうと思っているかもしれませんね。
心から愛している
とても可愛がってくれていた飼い主さんのことを猫はずっと覚えています。また猫はそんな飼い主さんのことが大好きです。
大好きな飼い主さんとお別れするのは辛いけど、また再会するために猫は楽しくて幸せだった思い出を忘れず天国に向かいます。元気な姿を見せてあげると猫も安心して成仏することができます。
いつかまた出会う日を信じて
猫は生まれ変わって飼い主さんにまた再会するため、飼い主さんにお別れを告げた後に生まれ変わるために天国に行きます。
大好きな飼い主さんとの思い出が忘れられず、また可愛がってほしいと思っている猫は「悲しい、辛い、寂しい」よりも、早く生まれ変わりたいと思っているかもしれませんね。
亡き猫の心を感じる方法とは?
亡くなった猫がどういう気持ちだったのかは猫にしかわかりません。でも亡くなった後でも猫の感情は残っています。でも猫の気持ちを知る方法はいくつかあります。
ここでは夢の中で会う方法と占いについてご紹介します!
亡き猫が夢の中でメッセージを伝えてくることも
亡くなった猫に会いたいときや亡くなった猫のことを強く思うことで、飼い主さんの夢の中に猫が出てくることがあります。
逆に飼い主さんとコミュニケーションをとろうとして、亡くなった猫が夢を通して会いに来てくれることもあります。
猫が夢の中に出てくるときは、何かを伝えたいことや届けたいメッセージがある時によく起こるといいますが、きっと可愛がってくれた飼い主さんにお礼を言いたい時に夢の中に遊びに来ているのですね。
占いの先生に協力を仰いで亡き猫の思いを探る
電話占いヴェルニでは、「ペット相談専門」の経験豊富なプロの占いの先生が常時待機しています。
私といて幸せだったかな、まだ気持ちの整理がつかない、あの時どうしてほしかったのだろうかといった疑問や不安に寄り添い、言葉が話せなかった猫の気持ちについて優しく答えてくれます。
プロの先生に占ってもらって猫の気持ちやメッセージを受け取れれば、気持ちが楽になって毎日明るく過ごせるようになるかもしれません。
猫のためにも、飼い主さんも早く元気になれるように過ごすようにしてみてくださいね。
亡き猫は時折、私たちに会いに訪れることも
亡くなった後の猫は、自分が亡くなったことに気付くまで時間がかかるため一度飼い主さんのところにきて、魂のままで以前のように生活します。
自分が死んだ後も飼い主さんに「会いたい、寂しい、不安」という気持ちから、今まで生活していた時のように過ごし、しばらく大好きな飼い主さんのところにいて落ち着いてから現世への未練を断ち動物界へ移動します。
誰もいないのに、誰かに見られている気がするときや、亡くなった猫の足跡や鳴き声が聞こえる時には、亡くなった猫がそばにいる時かもしれません。
あなたのことが大好きであなたに会いに来ているのかもしれません。
まとめ
家族の一員である飼い猫との別れはとても辛いことですが、ずっと生き続けることはできません。
お別れは悲しいですが、それも一時です。生まれ変わってまた現世に戻ってくるため来ることを待っててあげましょう。
猫が向かう動物界は、幸せに暮らせる世界と言われています。
一緒に楽しい日々を過ごした猫が、生まれ変わってまた幸せに暮らせるように願ってあげると猫も安心してくれるかもしれませんね。